Juryが昨日ようやく終わって、自由を今しみじみと感じています。
引越してから忙しくてできなかったけど、今日は近所をぶらぶら散策してみた。
土曜日のポートベローは人が多くて疲れるけど、アンティークを見て回るのは楽しい。
古いカメラなんかを見るのは特に楽しい。
そしてアフリカの謎の木彫りの置物の品揃えの充実っぷりは異常。
そんなポートベローの路角にAll Saintsが新しく入っていた。
All Saintsはイケてる洋服屋です。高いので手は出ませんが。眼球で舐めまわすのみです。
ウィンドウにぎっしり並べられたアンティークなミシン達。ミシンかっけーす。
東の写真でRivington Placeで同じような展示をやっていたのを見た気がする。

横道に額縁屋を発見。Lacy Gallery。
額縁屋って初めて入ったんですが、あれですね。不思議な感じですね。
額縁は額縁だけの時が一番魅力的なのではなかろうか。

絵のない額縁は脳が勝手に盲窓に変換してしまう。
壁にぎっしり並べられた額縁はこちらを見つめているような、それとも何かに通じさせているような。
ちょうど今僕がテーマにしてるラカンがいうところのobjet petit aを大量に発している。
絵の周縁にあって人に何かを見させるための'よすが 'としての洗練された「装置」。
僕はこの壁を見て欲望します。
地下にはさらに大量の額縁。

そういえば塩田さんの作品でこんなものがあった。


Shiota Chiharu
その額縁屋の前の通りの入り口にかかった門。
近しいものを感じる。

画像を多用するとブログらしい笑。
