Japanese/English

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May 18, 2014


東京蚤の市にて、クマヤナギを購入。
何年かぶりに、ブログも更新してみる。

contax t3も購入。
この写真はGXR。

新しいことを始めて見る。
料理とか。

アウステルリッツを再読している。
歴史と人の物語とその欠如と接続。

ティオティワカンの物語はのちに支配したアステカ人が後付けでこしらえたものらしい。

能作事務所での勤務ももう少し。
そろそろ動き始めましょう。

Feb 19, 2010

Ghost Bikes



街角でたまに見かける真っ白く塗られた自転車。
最初はなんかのアートなのかなと思ってたんですが、自転車の死亡事故が起きた場所に置かれるメモリアルだそうです。

'Ghost Bikes are small and somber memorials for bicyclists who are killed or hit on the street. A bicycle is painted all white and locked to a street sign near the crash site, accompanied by a small plaque. They serve as reminders of the tragedy that took place on an otherwise anonymous street corner, and as quiet statements in support of cyclists' right to safe travel.

The first ghost bikes were created in St. Louis, Missouri in 2003, and they have since appeared in over 100 locations throughout the world. For those who create and install the memorials, the death of a fellow bicyclist hits home. We all travel the same unsafe streets and face the same risks; it could just as easily be any one of us. Each time we say we hope to never have to do it again -- but we remain committed to making these memorials as long as they are needed.'

(from GhostBikes official site)


その意味を知って以来、白い自転車を見かける度にはっとさせられます。




Feb 6, 2010

重ね着。



「重ね着の空間」というコンペに出してみました。
最終的にかなりSF的でメルヘンな感じなったw。
ひと月前からスケッチモデルを作ったり、頭の中ではずっと考えていたりはしていたのだけど、
いざ学校が始まると作業が全くできず結局徹夜してほぼ一日で仕上げてぎりぎりで提出。
中の空間を表現するパースだとか、色々やり残したことはあるけども、
自分の新たな興味対象なんかも見つかって勉強になりました。
テーマへの解答もそこそこに完全に自分の興味に惹きつけた形ではあるけれども。
結局建築家になるにはコンペに勝つ能力以上に、コンペの名テーマを設定する能力が必要なんだろうと思いました。

建築の持ちうる物語的な部分。
空間の形を決定するデッサンでいう「アタリ」にあたる部分を消去することで生まれる浮遊感。
壁の反りによるパースへの視覚的効果。

なんかについて今回は色々考えました。
参考にしたのは、ロンシャン、ミラー&マランタ、セラ、フォンタナ等。
特にロンシャンは色々考えさせられた。
自分側に明確な興味(視点)があると今まで知ってた作品達が違った魅力を持って見えてくるのは面白い。

古いからとか、地味だからとか、デジタルだからとか、そういう表層的な部分で自分のフェティシズムに適わない作品達を切り捨ててしまうのは勿体無い。

正しい参照の仕方を身につければ、世界は一気に広がる。

とか言ってみる。

にょろーん。





第23回建築環境デザインコンペティション

お久しぶりです。 
最近、インド料理ばかり食っているので体臭がインド風になっていないか心配です。
もっぱらtwitterに書き込んでいるのでブログも全く更新していない。


私事になりますが、第23回建築環境デザインコンペティションにて佳作を受賞しました。
レオたんとはっしーとの共作になります。
そして先日発売された新建築2月号に掲載されてますので覗いてみてください。
どんな感じで載っているか僕もまだ知りませんが。
ウェブの方にも直に発表される模様です。
そしたらここのブログとspacejournalにも詳細をアップします。

学校のワークの方は今のところ快調です。
相変わらず課題の多さに辟易しますが、段々快感になってくるのはいつものこと。
ただ色々詰めすぎて、若干今ダウン気味です。
気合で復活します。

オブジェクトを作ってそこからコンセプトを抽出し、そこからまたオブジェクトを作る、をひたすら繰返して、メタとベタを往来する訓練をひたすら行ってる気がします。
最終的に建築としてちゃんと形になるのか不安ですがなかなか刺激的な日々です。

そのワークの中でやったパフォーマンスが、なぜか知り合いづてにデンマークの建築学校の先生に目が止まったらしく、今度「建築とパフォーマンス」というレクチャーの中で上映されるらしいですw。
デンマークデビュー!

モヤさま見てるとまじ日本帰りたくなる。
あとブラタモリ面白そうですね。



Dec 15, 2009

Inverse space.



左側に屹立するのは建物ではなく、中身をくり抜かれて残ったファサード。
そしてこれはその内側からの光景。
広い敷地の真ん中にぽつんと建つ教会。
窓、ドアはすべて塞がれ中には入れない。
ロンドンの建築更新の裏側。


Dec 13, 2009

ロンドンで最も細い道。

ロンドン市街で一番細い、とされている道。
そして僕の今のサイト。舞台。
最狭幅、約80cm。

日本のようにいちいち建物の間に隙間がないこの国では結構珍しい光景。
でも日本の隙間みたくデッドスペースにはなっていなくて、この幅でも奥にパブもあって結構な人が行き来している。
こんな細い隙間でも外部感がしっかりしている。
芦原義信的に言えばゲシュタルト質がある。
煉瓦としっかりした舗装と照明と通り名の看板のせいだろう。







金曜の晩は便所と化す。


 

散策



Juryが昨日ようやく終わって、自由を今しみじみと感じています。
引越してから忙しくてできなかったけど、今日は近所をぶらぶら散策してみた。
土曜日のポートベローは人が多くて疲れるけど、アンティークを見て回るのは楽しい。
古いカメラなんかを見るのは特に楽しい。
そしてアフリカの謎の木彫りの置物の品揃えの充実っぷりは異常。

そんなポートベローの路角にAll Saintsが新しく入っていた。
All Saintsはイケてる洋服屋です。高いので手は出ませんが。眼球で舐めまわすのみです。
ウィンドウにぎっしり並べられたアンティークなミシン達。ミシンかっけーす。
東の写真でRivington Placeで同じような展示をやっていたのを見た気がする。






横道に額縁屋を発見。Lacy Gallery。
額縁屋って初めて入ったんですが、あれですね。不思議な感じですね。
額縁は額縁だけの時が一番魅力的なのではなかろうか。

絵のない額縁は脳が勝手に盲窓に変換してしまう。
壁にぎっしり並べられた額縁はこちらを見つめているような、それとも何かに通じさせているような。
ちょうど今僕がテーマにしてるラカンがいうところのobjet petit aを大量に発している。
絵の周縁にあって人に何かを見させるための'よすが 'としての洗練された「装置」。
僕はこの壁を見て欲望します。

地下にはさらに大量の額縁。


そういえば塩田さんの作品でこんなものがあった。
Chiharu Shiota - Room of Memory, 21st Century Musuem of Contemporary Art, Kanazawa

shiota chiharu
Shiota Chiharu

その額縁屋の前の通りの入り口にかかった門。
近しいものを感じる。




画像を多用するとブログらしい笑。

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