「重ね着の空間」というコンペに出してみました。
最終的にかなりSF的でメルヘンな感じなったw。
ひと月前からスケッチモデルを作ったり、頭の中ではずっと考えていたりはしていたのだけど、
いざ学校が始まると作業が全くできず結局徹夜してほぼ一日で仕上げてぎりぎりで提出。
中の空間を表現するパースだとか、色々やり残したことはあるけども、
自分の新たな興味対象なんかも見つかって勉強になりました。
テーマへの解答もそこそこに完全に自分の興味に惹きつけた形ではあるけれども。
結局建築家になるにはコンペに勝つ能力以上に、コンペの名テーマを設定する能力が必要なんだろうと思いました。
建築の持ちうる物語的な部分。
空間の形を決定するデッサンでいう「アタリ」にあたる部分を消去することで生まれる浮遊感。
壁の反りによるパースへの視覚的効果。
なんかについて今回は色々考えました。
参考にしたのは、ロンシャン、ミラー&マランタ、セラ、フォンタナ等。
特にロンシャンは色々考えさせられた。
自分側に明確な興味(視点)があると今まで知ってた作品達が違った魅力を持って見えてくるのは面白い。
古いからとか、地味だからとか、デジタルだからとか、そういう表層的な部分で自分のフェティシズムに適わない作品達を切り捨ててしまうのは勿体無い。
正しい参照の仕方を身につければ、世界は一気に広がる。
とか言ってみる。
にょろーん。
